■芋づくり・自社農園
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種子島は日本初の鉄砲伝来の地であるほか、約300年前に琉球王朝から贈られたカライモ(サツマイモ)が日本で初めて栽培された地でもあります。平坦で、海に近くてミネラル分を豊富に含んだ土壌、温暖な気候などの種子島の自然条件はサツマイモの栽培に最適。種子島酒造の原料芋はすべて、西之表市内と中種子町に広がる約45haの自社農園で減農薬・有機栽培されています。質のいい原料芋にこだわることはおいしい焼酎づくりにつながっています。 |
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ハウスと露地のそれぞれ約1haずつの苗床では、毎年11月ごろに種芋を植えていきます。年を越し、温かくなってくると種芋から伸びてきたツルからは小さな葉が出てきて、そのかわいい葉が日を追うごとにたくましく成長していきます。 | |
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種芋から伸びて葉をつけたツルは、3月ごろから苗として切り取っていきます。太くしっかりとしたツルを長さ30cmほどずつに切っていくと、おいしい芋をたくさん育ててくれる苗の出来上がり。採苗では苗の先を折らないように気をつけます。 | |
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苗を植えるために芋畑に畝を作っていきます。土を盛った畝のピークと隣のピークとの間隔は、普通は90cm~1m程度ですが、種子島酒造の農園は1.2m程度と広くなっています。大きな芋が出来ることに加え、収穫時にトラクターが入りやすいためです。 | |
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採苗した苗は、毛根が出てきて活着率がよくなるように3日ほど寝かせた後、畝に植え付けていきます。植え付けは3月下旬から始まり6月下旬まで続き、植え付けから150~180日後をめどに8月から収穫が始まり、遅いものは12月初旬ごろまで続きます。 | |
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